ブックメーカーで海外競馬を買う場合も運は大事

日本で馬券を購入する場合、その時点でオッズがよかったとしても、後から誰かが急に大金を突っ込んだことでオッズのうまみがなくなったという経験を、馬券を購入した人なら誰でも経験することになります。ブックメーカーの場合、購入した時点のオッズが保証されるため、海外競馬の馬券をブックメーカーで購入したとしても、うまみのないオッズになるなどのことはありません。ブックメーカーのオッズはできるだけ胴元が負けないような設定をしており、信頼しやすいオッズとなっていますが、それでも運に左右されて損してしまうのは海外競馬でも同じです。

運が大事になる要素として、どの段階でオッズが変わるかという問題です。海外競馬の場合、半年以上前からダービーの優勝馬を予想するなど、賭け事が始まっています。当然ながらそれだけ前の時期によるものなので、オッズもかなりアバウトです。その時点からこの馬がダービー馬になる、この馬が必ず勝つという確信があれば、その時点で買っておけば大丈夫です。ところが、その馬に何かしらのアクシデント、もしくは別の馬にその可能性が高まった場合、オッズが下がる可能性があります。すると、もう少し待っていた方がよかったということもあるのです。

どのタイミングで購入するか、そのオッズに出会うことができるのかというのも運ですが、切り替わっていくのを見て、急に評価が変わっていった馬はそれだけ勢いを感じるため、ファクターとして使うこともできます。